【2024.2】ものづくり補助金にGビスIDの取得は必須!その取得方法は?

ものづくり補助金 GビズID

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ものづくり補助金(ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金)の申請は、すべてオンライン上で行う電子申請で行います。ものづくり補助金の電子申請の際には、GビズIDのgBizIDプライムアカウントの取得が必須です。

一度取得すれば、ものづくり補助金以外の補助金やその他行政サービスへの申請にも活用が可能です。
当記事ではものづくり補助金の申請に必要なGビズIDや、ものづくり補助金の電子申請について解説します。

この記事の目次

ものづくり補助金で必要なGビズIDとは?

ものづくり補助金 GビスID

ものづくり補助金で必要なGビズIDとは、1つのID・パスワードを取得するだけで複数の行政サービスにログインし各種申請ができる、法人・個人事業主向けの共通認証システムです。

ものづくり補助金の申請は、GビズIDを使った電子申請になります。つまり、ものづくり補助金を申請する際には必ずGビズIDに登録しなければなりません。

GビズIDの種類は次の3つです。

GビズID概要
gBizIDプライム法人代表や個人事業主向けのアカウント行政サービス無制限(すべて利用可能)登録には約1週間の書類審査が必要
gBizIDメンバーgBizIDプライムアカウントを作成した人が作成できる自社従業員向けのアカウント行政サービス一部制限あり書類審査不要
gBizIDエントリー誰でも利用できるアカウント行政サービス制限あり書類審査は不要

ものづくり補助金などの補助金関係やその他の手続き・申請などを行うには、gBizIDプライムアカウントが必要です。
gBizIDメンバーは補助金の申請はできないものの、ほとんどの行政サービスへログインできます。
一方でgBizIDエントリーは、自治体が提供するサービス以外ほとんどが制限されています。

いずれのアカウントも有効期限や年度更新などはないので、事業者であればものづくり補助金の申請の有無に関係なく、gBizIDプライムアカウントを作成するのがよいでしょう。

GビズIDのgBizIDプライムを取得するメリットは次の通りです。

  • GビズIDでの電子申請で、事業所や自宅からさまざまな書類提出や申請・認定手続きができる
  • 補助金関係・経営力向上計画・事業継続力強化計画・社会保険関係・営業関係などの各種手続き・認定に対応している
  • GビズID上に以前提出したデータを残せるので、次回以降の入力の手間が省ける
  • 紙や切手、交通費などにかかるコスト削減や印鑑の省略が可能になる

ものづくり補助金の申請以外にも、GビズIDはさまざまな用途で活用できます。補助金の活用を検討している段階であっても、事前にGビズIDに登録しておくのもよいでしょう。

GビズIDの取得方法は?

ものづくり補助金 GビスID

GビズIDのgBizIDプライムの取得は、GビズID公式サイトにて行います。ものづくり補助金総合サイトの電子申請のページからでも、GビズID公式サイトへ飛べます。
以下では、GビズIDのgBizIDプライムアカウントの取得方法について、おおよその流れはを見ていきましょう。

(1)gBizIDプライム取得に必要なものを揃える
GビズIDのgBizIDプライムアカウントを取得するには、次のものを揃えてください。

  • メールアドレス(アカウントIDになる)
  • 操作端末
  • プリンター
  • 発行日より3か月以内の原本印鑑(登録)証明書と登録印(法人は代表者印のもの、個人事業主は個人の実印)
  • スマートフォンまたは携帯電話(SMSでのワンタイムパスワードの受信に必要)

(2)GビズID公式サイトのgBizIDプライム申請書作成ページにアクセスする
GビズID公式サイトのトップページ、またはGビズID公式サイトのページ上部から、gBizIDプライム申請書作成ページへアクセスします。
作成ページに飛んだあとは、案内に従って必要な情報を入力しましょう。登録の主な流れは次の通りです。

  • GビズIDに登録するメールアドレスの入力し、当該メールアドレスに届くワンタイムパスワードを入力
  • 法人名や所在地などの必要情報を入力
  • 規約に同意後、申請書をダウンロードし書面に印刷
  • 印刷した申請書に必要事項の記入や押印を実施
  • 申請書や印鑑(登録)証明書原本をGビズID運用センター宛に郵送し審査(原則2週間以内に完了メールが到着)
  • 受付されたらGビズID用のパスワードを設定する

これでgBizIDプライムアカウントの取得は完了です。GビズIDにて、ものづくり補助金の電子申請ができるようになります。

事前にgBizIDエントリーを取得してた場合は、ログイン後にメニューにある「gBizIDプライムに変更する」をクリックし、そこから手続きを進めましょう。
イラストや写真などを見ながら進めたい場合は、GビズIDの公式サイトにあるマニュアルもご覧ください。

GビズID取得後のものづくり補助金の申請方法は?

ものづくり補助金 GビスID

GビズIDのgBizIDプライムを取得した後は、ものづくり補助金の電子申請が可能になります。ものづくり補助金総合サイトの電子申請ページより、手続きを進めていきましょう。以下では、大まかな流れを解説します。

(1)電子申請システムにログインする
取得したgBizIDプライムにて、ものづくり補助金の電子申請システムにログインします。ログイン時にはワンタイムパスワードが送られてくるので、6桁のパスワードを入力してください。

(2)申請ページにて必要方法を入力する
ログインが成功した後は、ものづくり補助金の通常枠、回復型賃上げ・雇用拡大枠、デジタル枠、グリーン枠、グローバル市場開拓枠のうち、自社が申請する枠のボタンをクリックします。

クリック後はものづくり補助金申請メイン画面に移るので、応募者の概要や常時使用する従業員の入力や、提出書類添付などを行います。

申請時には従業員情報や経営状況、実績・実績説明、ものづくり補助金の事業内容などの入力が必要です。事前にものづくり補助金関係の資料を揃えておくと、スムーズに入力ができるでしょう。

(3)入力内容を送信する
ものづくり補助金の申請内容の入力が終わったら、確認画面にて申請内容の最終確認を行います。間違いがなければ、OKボタンをクリックします。クリックすると賃金引上げ計画の制約が表示されるので、問題なければ同意するにチェックしてください。

最終画面に進んだら、表示される制約事項の確認・同意を行い、申請ボタンをクリックします。これでものづくり補助金の電子申請作業は完了です。

申請完了後は、ログインページにてものづくり補助金の申請内容の確認や、申請時に添付したファイルのダウンロードができます。

まとめ

ものづくり補助金の申請は、すべて電子申請で行います。GビズIDの公式サイトにてgBizIDプライムの登録をした後、ものづくり補助金の電子申請システムにて必要情報を入力して申請しましょう。

オンライン上で全作業が完了できるので、ものづくり補助金の申請を事業所や自宅にて進められます。ものづくり補助金に申請を検討する際は、GビズIDの登録準備も進めておいてください。

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