[2024.2]フィットネスジム開業には事業再構築補助金がおすすめ！必要な初期費用と採択事例を紹介

「フィットネスジムを開業したいけどどうしたらいいかわからない」「フィットネスジム開業に必要な資金など、資金面が不安だな」そう考えている人いませんか？そんな時は事業再構築補助金の活用がおすすめです。この記事では、フィットネスジム開業に事業再構築補助金がおすすめな理由とその採択事例を解説します。

フィットネスジムも事業再構築補助金の対象？

まず、事業再構築補助金のことを詳しく知らない人のために、簡単に事業再構築補助金の概要を説明します。

事業再構築補助金とは

事業再構築補助金は経済的に困難な状況にある中小企業や個人事業主の新たな事業や業務転換を支援する補助金のことです。

事業再構築補助金の補助上限金額は？

事業再構築補助金の補助上限金額は以下のようになっています。

表から、従業員数や応募枠によって補助上限金額は異なることがわかります。例えば成長枠なら、従業員が5人までなら2000万円、101人以上なら7000万円と、差があります。
応募枠でも補助上限金額は異なり、例えば同じ5人の従業員でも成長枠とグリーン成長枠でそれぞれ2000万円と4000万円と差があることがわかります。

フィットネスジムも事業再構築補助金の対象？

「でも、フィットネスジムの開業も事業再構築補助金の対象なの？」と思った人もいると思います。事業再構築補助金は次の５つのどれかの類型に分類することを示せば対象となります。
・新市場進出（新たな製品等で市場に進出する）
・事業転換（主な事業を転換する）
・業務転換（主な業種を転換する）
・事業再編（事業再編を通じて新市場進出、事業転換、又は業種転換のいずれかを行う）
・国内回帰（海外で製造等する製品について、 その製造方法が先進性を有する 国内生産拠点を整備する）

事業再構築補助金は、中小企業や個人事業主の方々が、地域貢献や収益改善のための新しいチャレンジを支援する補助金です。そのため、新たにフィットネスジム開業を考えている方々はもちろん対象となります。

フィットネスジム開業にかかる初期費用は？

しかし、フィットネスジム開業には一体いくらの初期費用がかかるのでしょうか。

設備と機材

フィットネスを開業し、お客様のニーズに応えるためにも重要になってくるのが設備や機材ですよね。お客様によっては設備と機材で決める場合もあると思います。初期費用を抑えるために比較的安価な機材は、使い方によっては事故のリスクもあるので避けるべきでしょう。機材は種類やランクによって大きく値段は異なります。安価なもので一台10万円、本格的なもので100万を超えるものもあります。始めたいフィットネスジムの規模に合った適切な機材を選択するようにしましょう。

改装費

借りたテナントによっては、改装が必要な可能性があります。必要な設備をそろえるためにも必須といってもいいと思います。内装もお客様のモチベーションアップに繋がるポイントです。しかし、改装費用はかなりの金額がかかります。仮に300坪の賃貸を改装するとするとだいたい3000万円程度かかります。実際広さや大きさによって大きくことなりますが、大きくなくても壁や窓、空調設備等に1000万円以上はかかると想定していいでしょう。

フィットネスジム開業に事業再構築補助金おすすめな理由

では、本題である「なぜ事業再構築補助金が、フィットネスジム開業におすすめなのか」を解説していきます。

結論から述べると、「設備費、改装費が事業再構築補助金で活用できるから」です。
前述したように、設備費や機材費、内装工事費はフィットネスジム開業において最も資金が必要な項目であると言えます。その点、事業再構築補助金ではそれらを補助できるというメリットがあります。

よくあるのが、設備費や機材費、内装工事費が大きすぎてフィットネスジム開業を諦めてしまうケースです。しかし、事業再構築補助金を適切に正しく申請することができれば、前向きにフィットネスジム開業を試みることができるでしょう。

フィットネスジムに事業再構築補助金を活用した採択事例

では、実際にどのような事業が採択されたのでしょうか。その例をいくつか紹介します。

採択事例①

一つ目は、東京都の学術研究・専門・技術サービス業を経営する会社の事例です。
この会社では、既存事業であった設計デザイン業務を脱却し、新たに東京都内に二つのフィットネスジムを展開しました。それにより、デザイン業務だけでなく、新たな収益源を作りました。

採択事例②

二つ目は、建設業を経営する会社の事例です。
収益改善のため、市場規模が拡大しているフィットネス市場に注目し、課題である「24時間フィットネスジム運営」「シニア向けプログラム構造」の解決策として「エニタイムフィットネスのフランチャイズ運営」を実施しました。

これらの事業では、事業再構築補助金はフィットネスジムの設備費や、改装費に活用されたと考えられます。

まとめ

この記事で述べたように、フィットネスジム開業には事業再構築補助金がおすすめです。フィットネスジム開業の一番の課題である資金面は事業再構築補助金を活用することで解決に近づくでしょう。他にも事業再構築補助金について詳しく解説している記事があるので事業再構築補助金をさらに詳しく知りたい方はぜひ、他の記事もご覧になってくださいね。