【2024.2】ものづくり補助金の付加価値額とは?計算方法をわかりやすく解説

ものづくり補助金 付加価値額

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ものづくり補助金の付加価値額とは「営業利益+人件費+減価償却費」のことです。
ものづくり補助金において付加価値額は収益計画で計算する必要があるため、ものづくり補助金に申請する全ての事業者が定義を理解する必要があります。

この記事では、ものづくり補助金の付加価値額の計算方法を法人、個人事業主別に解説します。決算書のどの項目が当てはまるかという点まで紹介します。

この記事の目次

ものづくり補助金の付加価値額の計算方法:法人編

ものづくり補助金 付加価値額

ものづくり補助金の付加価値額の計算式は以下のようになります。
営業利益+人件費+減価償却費

営業利益は損益計算書の「営業利益」を、減価償却費は販売管理費内訳の「減価償却費」をそのまま参照しましょう。

一方で人件費は自身で計算する必要があります。
人件費は経費を合計することで計算することができます。
・売上原価に含まれる労務費(福利厚生費、退職金等を含んだもの。)
・一般管理費に含まれる役員給与、従業員給与、賞与及び賞与引当金繰入れ、福利厚生費、 退職金及び退職給与引当金繰入れ
・派遣労働者、短時間労働者の給与を外注費で処理した場合のその費用

ものづくり補助金の付加価値額の計算方法:個人事業主編

ものづくり補助金 付加価値額

個人事業主の付加価値額は以下の項目の合計となります。
( )内の数字は個人事業主青色申告決算書における該当番号を指しています。
・差引金額(33)
・利子割引料(22)
・減価償却費(18)
・福利厚生費(19)
・給料賃金(20)

理由を合わせて解説すると、個人事業主の場合営業利益と人件費は次のように計算されるからです。
・営業利益 = 差引金額 + 利子割引料
・人件費 = 福利厚生費 + 給料賃金

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