小規模事業者持続化補助金の活用を検討している美容関連事業者様、必見です!小規模事業者持続化補助金を活用すれば、設備投資や広告宣伝など様々な取り組みで売上UPを実現できるかもしれません。
本記事では、補助金の種類や概要、美容事業における活用メリット、申請方法、成功事例、注意点まで網羅的に解説。最新機器導入による顧客満足度向上、SNS集客強化、店舗改装によるイメージアップなど、具体的な成功事例も紹介しています。
ぜひ本記事を参考に、補助金申請を成功させ、あなたの美容事業を更なる成長へ導いてみてください。
- 美容関連会社が小規模事業者持続化補助金を活用する方法がわかる
- 美容関連会社が過去に補助金を活用した事例がわかる
1. 小規模事業者持続化補助金とは?美容関連会社も使える便利な補助金
小規模事業者持続化補助金は、小規模事業者が経営計画に基づいて今後の制度改革に対応するために販路開拓等の取組にかかる一部の経費を補助してくれる制度です。小規模事業者の 生産性向上や持続的な経営基盤の強化を目的として、設備投資や販促活動など幅広い取り組みが対象となります。
本補助金を活用した補助事業は商工会・商工会議所の支援を受けながら取り組まなくてはいけません。また、申請したら必ず受け取れる補助金ではなく、事務局の審査を受けて採択された事業者のみが補助金を受給することができます。
1. 小規模事業者持続化補助金とは?美容関連会社も使える便利な補助金
1.1 補助率と補助上限金額
小規模事業者持続化補助金の補助率、補助上限金額は以下のように設定されています。
| 補助率 | 2/3(賃金引上げ特例のうち赤字事業者は3/4) |
| 補助上限 | 50万円 |
| インボイス特例 | 50 万円上乗せ ※インボイス特例の要件を満たしている場合に限る |
| 賃金引上げ特例 | 150万円上乗せ ※賃金引上げ特例の要件を満たしている場合に限る |
| 上記特例の要件をともに満たす事業者 | 200万円上乗せ ※両特例要件を満たしている場合に限る |
上記は最新の第17回公募時点の数値です。今後変更される可能性もあるので、必ず最新情報を確認するようにしましょう。
また、2025年5月現在は第1回創業型も募集されており、創業型の補助率、補助上限金額は以下のとおりです。
| 補助率 | 2/3 |
| 補助上限 | 200万円 |
| インボイス特例 | 50 万円上乗せ ※インボイス特例の要件を満たしている場合に限る |
1.2 美容関連事業における活用メリット
美容関連事業においては、小規模事業者持続化補助金を活用することで、様々なメリットが期待できます。例えば、以下のような取り組みが考えられます。
- 最新美容機器の導入:顧客満足度向上、施術メニューの拡充
- ホームページ制作・リニューアル:新規顧客獲得、Web集客の強化
- 広告の出稿:認知度向上、集客力アップ
- 店舗改装:イメージアップ、顧客体験の向上
これらの取り組みを通じて、売上向上、顧客基盤の強化、競争力強化といった効果が期待できます。補助金を活用することで、事業の成長を加速させることが可能です。
2. 小規模事業者持続化補助金は美容関連会社も活用できる?
小規模事業者持続化補助金は、美容関連の会社も活用できるのでしょうか?以下で解説します。
美容関連会社も対象事業者に当てはまれば申請可能
小規模事業者持続化補助金は、補助対象事業者の要件が以下のように決まっています。
- 小規模事業者であること
- 資本金又は出資金が5億円以上の法人に直接又は間接に100%の株式を保有されていないこと(法人のみ)
- 確定している(申告済みの)直近過去3年分の「各年」又は「各事業年度」の課税所得の年平均額が 15億円を超えていないこと
引用:小規模事業者持続化補助金<一般型 通常枠>第 17 回公募 公募要領
上記に当てはまっていれば、美容関連会社も補助金に申請することができます。
また、補助対象事業も以下のように決まっているので、申請する際は必ず以下に当てはまる事業計画で申請しましょう。
- 策定した「経営計画」に基づいて実施する、販路開拓等のための取組であること。あるいは、販路開拓等の取組とあわせて行う業務効率化(生産性向上)のための取組であること
- 商工会・商工会議所の支援を受けながら取り組む事業であること
- 補助事業実施期間内に補助事業が終了すること
引用:小規模事業者持続化補助金<一般型 通常枠>第 17 回公募 公募要領
必要な書類と準備
申請に必要な書類は、以下の通りです。事前に準備しておきましょう。
- 持続化補助金事業に係る申請書(様式1)
- 経営計画兼補助事業計画①(様式2)
- 補助事業計画②(様式3)
- 補助金交付申請書(様式5)
- 宣誓・同意書(様式6)
- 事業支援計画(様式4)
- 貸借対照表および損益計算書(直近1期分)
- 株主名簿(該当者のみ)
- 直近の確定申告書
- 貸借対照表および活動計算書(直近1期分)
- 現在事項全部証明書または履歴事項全部証明書
- 法人税確定申告書(別表一および別表四(所得の簡易計算))(直近1期分)
引用:小規模事業者持続化補助金<一般型 通常枠>第 17 回公募 公募要領
その他、業種や事業内容によっては、追加で書類が必要となる場合があります。公募要領で確認し、漏れなく準備しましょう。
補助金の流れ
小規模事業者持続化補助金は以下のようなスケジュールで進行します。

2025年5月現在、すでに第17回公募の申請は受付開始しています。補助金申請を検討している方は早めに申請準備を開始しましょう。
3. 補助金活用で売上UP!美容事業の成功事例
これまでに補助金を活用して成功を収めた美容事業の事例を紹介します。小規模事業者持続化補助金を活用する際の参考にしてみてください。
3. 補助金活用で売上UP!美容事業の成功事例
3.1 エステサロンの成功事例
エステサロンにおける補助金の活用例として、設備投資による顧客満足度向上と、Webマーケティング強化による新規顧客獲得の2つの事例を紹介します。
3.1.1 最新機器導入による顧客満足度向上
最新のエステ機器を導入することで、より効果的な施術を提供できるようになり、顧客満足度が向上しました。顧客からの口コミや紹介が増加し、リピート率も向上。結果として売上増加につながりました。例えば、従来の機器では難しかったシミやシワへの効果的な施術が可能になる機器や、痛みを軽減した脱毛機器などを導入することで、顧客のニーズに応えるとともに、他店との差別化を図ることができます。
3.1.2 新規顧客獲得のためのWebマーケティング強化
ホームページ制作やSEO対策、リスティング広告などに補助金を活用することで、Web上での集客力を強化。新規顧客の獲得に成功しました。具体的には、ホームページをスマートフォン対応にしたり、SEO対策によって検索エンジンでの上位表示を目指したり、リスティング広告でターゲットを絞った広告展開を行うなどの施策が考えられます。
3.2 ネイルサロンの成功事例
ネイルサロンでは、SNSを駆使した効果的な宣伝と、技術向上のための研修費用への活用が成功事例として挙げられます。
3.2.1 SNSを活用した効果的な宣伝
InstagramやFacebookなどのSNSで、最新ネイルデザインやキャンペーン情報を発信。フォロワーが増加し、新規顧客獲得やリピート率向上に貢献しました。また、顧客による口コミの拡散も期待できます。写真や動画を効果的に活用することで、サロンの雰囲気や技術力をアピールすることが重要です。
3.2.2 技術向上のための研修費用への活用
新しいネイルアート技術や接客に関する研修費用に補助金を活用することで、スタッフのスキルアップを実現。顧客満足度向上に繋がり、売上増加に貢献しました。高度な技術を習得することで、顧客のニーズに応えるとともに、他店との差別化を図ることが可能です。
3.3 美容室の成功事例
美容室では、店舗改装によるイメージアップと、環境改善による従業員満足度向上が成功事例として挙げられます。
3.3.1 店舗改装によるイメージアップ
老朽化した設備の更新や内装の変更など、店舗改装に補助金を活用。サロンのイメージアップに成功し、新規顧客の獲得、既存顧客の満足度向上に繋がりました。例えば、待合スペースをより快適にしたり、施術スペースをより機能的にすることで、顧客にリラックスして過ごしてもらうことができます。
3.3.2 環境改善による従業員満足度向上
従業員休憩室の整備や、新しいシャンプー台、ドライヤーなどの導入など、職場環境の改善に補助金を活用。従業員のモチベーション向上、離職率低下に繋がり、結果として顧客満足度向上、売上増加に貢献しました。従業員の働きやすさを向上させることは、サービスの質の向上にも繋がります。
| 業種 | 成功事例 | 効果 |
|---|---|---|
| エステサロン | 最新機器導入、Webマーケティング強化 | 顧客満足度向上、新規顧客獲得 |
| ネイルサロン | SNS活用、技術研修 | 新規顧客獲得、リピート率向上、顧客満足度向上 |
| 美容室 | 店舗改装、環境改善 | イメージアップ、従業員満足度向上、顧客満足度向上 |
上記はあくまで一例です。それぞれの事業の特性や目標に合わせて、効果的な活用方法を検討することが重要です。補助金活用のポイントとして、事業計画をしっかりと立て、目標達成のために必要な経費を明確にすることが大切です。また、申請書類の作成には時間と手間がかかるため、余裕を持って準備を進めるようにしましょう。
4. 小規模事業者持続化補助金を活用する際の注意点
小規模事業者持続化補助金の申請にあたっては、いくつかの注意点があります。補助金の交付を受けられるかどうかは、これらの注意点を理解し、適切に対応できるかが重要です。しっかりと確認し、スムーズな申請手続きを行いましょう。
4. 小規模事業者持続化補助金を活用する際の注意点
4.1 補助対象経費と対象外経費
小規模事業者持続化補助金では、すべての経費が補助対象となるわけではありません。事業計画に沿って、売上向上に繋がる経費が補助対象となります。補助対象となる経費と対象外となる経費をしっかりと理解しておく必要があります。
対象経費は以下のものに限られています。
機械装置等費、広報費、ウェブサイト関連費、展示会等出展費(オンラインによる展示会・商談
会等を含む)、旅費、新商品開発費、借料、委託・外注費
また、上記の対象経費の中でも以下のような要件が定められています。
- 使用目的が本事業の遂行に必要なものと明確に特定できる経費
- 交付決定日以降に発生し補助事業期間中に支払が完了した経費
- 証憑資料等によって支払金額が確認できる経費
引用:小規模事業者持続化補助金<一般型 通常枠>第 17 回公募 公募要領
その他、経費ごとにルールが定められているので、しっかり公募要領を事前に確認しておきましょう。
4.2 申請書類の不備に注意
申請書類に不備があると、審査に時間がかかったり、最悪の場合、申請が却下される可能性があります。必要書類をすべて揃え、記入漏れや誤りがないか、提出前に必ず確認しましょう。
4.2.1 よくある不備
- 必要書類の不足
- 記入漏れ、誤記
- 捺印漏れ
- 事業計画書の内容が不明瞭
- 見積書や請求書の不備
特に事業計画書は、審査の重要なポイントとなります。売上向上につながる具体的な施策を、数値目標を交えて明確に記載することが重要です。また、見積書や請求書は、日付や金額、宛名などに間違いがないか、しっかりと確認しましょう。
4.3 補助金交付後の手続き
採択が決定した後も、実績報告や見積書の提出など、必要な手続きがあります。交付決定通知書に記載されている内容をよく確認し、期日までに手続きを行いましょう。手続きを怠ると、補助金の返還を求められる場合があります。
6. 小規模事業者持続化補助金を活用したい美容関連会社の方は補助金プラスにご相談を
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7. まとめ
小規模事業者持続化補助金は、美容関連事業者にとって売上向上を図るための強力なツールとなるでしょう。最新機器の導入、Webマーケティングの強化、SNS活用、技術研修、店舗改装など、様々な取り組みを支援してくれる点が大きなメリットです。
この記事では、補助金の種類、申請方法、成功事例、注意点などを詳しく解説しました。補助対象経費と対象外経費をしっかり把握し、申請書類の不備を防ぐことで、採択率を高めることができます。補助金交付後も適切な手続きを行うことで、事業の成長を確実なものにしましょう。
ぜひ、小規模事業者持続化補助金を活用して、あなたの美容事業をさらに発展させてください。



