【2024.2】再構築補助金はゴルフ関連の事業に活用可能!採択事例とポイントは?

事業再構築補助金はゴルフ関連の事業に活用可能!採択事例とポイントは?

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※記事は作成時の公募要領をもとに作成しているため最新の情報と異なることがございます

事業再構築補助金を活用した事業としてゴルフ関連の事業の人気が意外にも高いことを知っていましたか?インドアゴルフ練習場などは近年需要が高まっており新規参入もしやすいことから、事業再構築補助金を活用して参入する事例が多くあります。

この記事では、事業再構築補助金を活用してゴルフ関連の事業に展開する方法を採択事例とともに紹介していきます。

この記事の目次

事業再構築補助金を活用して行えるゴルフ関連の事業の典型例

事業再構築補助金を活用して行えるゴルフ関連の事業の典型例

事業再構築補助金を活用して行えるゴルフ関連の事業としては、主に
・インドアゴルフ練習場
・ゴルフレッスンスクール
があります。

インドアゴルフ練習場

インドアゴルフ練習場は、ネットとシミュレーターなどを活用することによって、屋内の狭いスペースでも打ちっぱなしのような練習を行える施設です。

広大な土地を確保しにくい場所でも練習を行えたり、屋内であるため気軽に通えたりといった理由により人気が高まっています。

ゴルフレッスンスクール

事業再構築補助金を活用してゴルフレッスンスクールを立ち上げる事例も数多くあります。基本的にはインドアゴルフ練習場と同じような事業内容ですが、レッスンのコーチの人員体制を整えられそうならレッスンスクールとするのもよいでしょう。

事業再構築補助金を活用できるゴルフ事業の経費

ゴルフ事業の経費

事業再構築補助金を活用できるゴルフ関連の事業の経費を紹介していきます。事業再構築補助金では以下の経費の1/2〜3/4の金額を受け取ることができます。

建物の改修費

インドアゴルフ場やゴルフレッスンスクールを開業する際には、練習場を屋内に建設する必要があります。その建設にかかる建物の改修費を事業再構築補助金の対象経費として申請することが可能です。

なお新築を建設するよりも、テナントなどの既存物件を利用して改修して事業を行なった方が良いです。新築を建設する場合は、新築の建設が代替手段のない不可欠な方法であることを示す書類を提出しなければいけません。

ゴルフシミュレーターの購入費

ゴルフシミュレーターの購入費用に対しても事業再構築補助金を活用することが可能です。高額なゴルフシミュレーターも事業再構築補助金を活用することで自己負担をできるだけ抑えることができます。

ゴルフシミュレーターの費用は、事業再構築補助金では機械装置・システム構築費という区分で計上されます。

マーケティング費

インドアゴルフ場やゴルフレッスンスクールのマーケティング費用にも事業再構築補助金を活用することが可能です。

インドアゴルフ場やゴルフレッスンスクールのホームページ作成や、リスティング広告、SNS広告の運用などが具体的な使い方としてあります。

ゴルフ関連の事業の事業再構築補助金の採択事例

ゴルフ関連の事業の事業再構築補助金の採択事例

ゴルフ関連で事業再構築補助金に採択された事例を4つ紹介します。

大規模なインドアゴルフ場

事業者名:株式会社ロジャーサービス
事業計画名:不動産会社が手掛ける大規模インドアゴルフ場
事業内容:ドライバーからバンカー、アプローチ、パターまでゴルフに関する全ての練習を、天候に左右されることのないインドアでできる施設を構築する。ゴルフをする顧客層と不動産へ投資する顧客層に相似点が多いことに着目し、ゴルフ練習に来る方を既存の不動産事業の新規顧客開拓につなげるシナジー効果も期待できる。

バンカーやアプローチ、パターまでも練習することができる大規模なインドアゴルフ場を事業再構築補助金を活用して建設した事例です。

この例に代表されるようにゴルフ事業とは関係のない既存事業からの進出が多くみられます。

完全非接触型のインドアゴルフ練習上

事業者名:株式会社アール・スタイル
事業計画名:次世代型 非接触営業 無人会員制インドアゴルフ練習場
事業内容:24時間年中無休のサブスクリプション型会員制シュミレーションゴルフ練習場。予約から決済まで全てネットで完結し、各ブースは独立しているため、お客様相互は完全非接触である次世代型の練習場。

・予約から決済までを全てネットで完結させている
・各ブースが独立している
といった特徴によって感染症対策を徹底している点で差別化を図っているインドアゴルフ練習場の採択事例です。

事業再構築補助金ではデジタル技術の活用も審査項目となっており、オンライン予約やオンライン決済のシステムを利用している点も採択のポイントです。

パーソナルゴルフレッスンスクール

事業者名:株式会社シンプルウェイ
事業計画名:最新機器を導入したゴルフ専用パーソナルトレーニング&コンディショニング施設事業
事業内容:コロナによる顧客企業の業績悪化。それに伴う売上の減少を克服するために本格的ゴルフトレーニング事業に参入。当社のシステム開発力とスポーツ界のネットワークを活かした新規事業の立上げによりV字回復を図る。

事業再構築補助金を活用してゴルフレッスンスクールを開業した事例です。本事例は、パーソナルレッスンとすることで感染症対策を図っている点も優れている点でしょう。

ゴルフクラブ中古販売

事業者名:有限会社フロンティア
事業計画名:シミュレーション体験による新たなゴルフ用品販売事業
事業内容:ネットとリアルを繋ぎ先端的デジタル技術を活用した中古ゴルフクラブの買い取りと、シミュレーションゴルフ体験でデータに基づく最適なゴルフクラブを提案する失敗しないゴルフクラブリサイクル事業

事業再構築補助金を活用した新規事業でゴルフクラブの中古販売を行なっている事業です。本事業は、中古販売にシミュレーターを活用しています。

事業再構築補助金でゴルフ関連の事業を行う際の注意点

事業再構築補助金を活用してゴルフ関連の事業を行う際には注意点があります。

土地・建物の取得費用は補助対象外

事業再構築補助金は土地や建物の取得費用には使うことができない点に注意が必要です。そのためゴルフコースを立てる場合などに事業再構築補助金を活用することは難しいでしょう。

また、屋内ゴルフ練習場を建設する際も改修費用のみが事業再構築補助金の補助対象となる点は覚えておきましょう。

知見を活用する方法を考える

ゴルフとは関連のない事業からゴルフ関連の事業に事業再構築補助金を活用して展開する事例が多いです。それ自体は悪いことではないですが、どのようにインドアゴルフ練習場やレッスンスクールの運営の知見を獲得するかは検討するようにしましょう。

専門家経費も事業再構築補助金の対象経費とすることができるので、専門家に支援を依頼するのも一つの良い選択肢かもしれません。

フランチャイズ料は補助対象外

事業再構築補助金はフランチャイズ料は補助対象外です。インドアゴルフ練習場の開業にあたってFC店として開業するという選択肢もあるでしょう。FC店でも事業再構築補助金を活用すること自体は可能ですが、フランチャイズ料を補助対象とすることができない点には気をつけましょう。

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まとめ

この記事では事業再構築補助金を活用してゴルフ関連の事業を行う方法について解説してきました。

ゴルフ関連の事業は事業再構築補助金を活用した事業として人気です。差別化をする方法を今回紹介した採択事例を参考に考えながら、採択されるような事業を立案していきましょう。

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