【2024.2】Posレジ導入にはものづくり補助金が活用可能!他に使える補助金も紹介!

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※記事は作成時の公募要領をもとに作成しているため最新の情報と異なることがございます

Posレジには、ものづくり補助金は利用できないのではないかと考えている方も多いのではないでしょうか?結論として、Posレジ導入にはものづくり補助金が活用できます。

この記事では、ものづくり補助金の概要やPosレジ導入に使える補助金について解説していきます。

この記事の目次

Posレジ導入に使える補助金

Posレジ導入に使える補助金

ものづくり補助金などの補助金制度は、審査の結果によっては受けられない場合があるので注意が必要です。また、審査には時間がかかることがあるため、Posレジ導入に利用するときは余裕をもって申し込むようにしましょう。申請期間や来年度以降の予定が変更になる可能性もあるので、最新の情報を随時確認するのがおすすめです。

ものづくり補助金

ものづくり補助金は、中小企業が革新的なサービスや商品を開発したり、生産性を高めるための設備投資をしたりする際に、その費用の一部を補助してくれる制度です。この制度の対象となるのは、Posレジ導入を含め製造業やサービス業、ソフトウェア業などの一定の要件を満たす中小企業や組合などです。ただし、医療法人や社会福祉法人は対象外なので、医療機関や歯科医院などはこの制度を利用できません。

IT導入補助金

IT導入補助金は、中小企業や小規模事業者が自社の業務を効率化したり、売上を増やしたりするために、自分たちのニーズに合わせてITツールを導入する際に、その費用の一部を国が補助する制度です。

Posレジは、この補助金を利用する際に最も多く採用されるITツールのひとつです。Posレジを導入することで、売上管理や在庫管理、顧客管理などがスムーズになります。この補助金を受けるためには、一定の条件を満たさなければなりません。

まず、対象となるのは中小企業で、ソフトウエア業や情報処理サービス業や旅館業などのサービス業では常勤の従業員が100人以下であること、医療機関では300人以下であることが求められます。

次に、IT導入補助金の対象製品であるPosレジを選ぶことが必要です。対象製品でないPosレジは補助金の対象外となります。最後に、Posレジを導入する際に適用される補助金の枠は、「デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型)」というものです。この枠では、ITツールの購入費用や導入費用などが補助されます。

Posレジを導入する場合は、ものづくり補助金とともに検討してみるといいでしょう。

小規模事業者持続化補助金

小規模事業者持続化補助金は、小規模事業者が制度変更に対応するための経費を一部補助するものです。制度変更とは、働き方改革や被用者保険の拡大、賃上げやインボイス制度の導入などが該当します。

この補助金は、小規模事業者の生産性を高め、地域経済や雇用を維持・発展させることを目的としています。補助金の対象者は、従業員数や資本金などの基準をクリアした会社や法人、個人事業主などです。

Posレジ導入の際は、ものづくり補助金やIT導入補助金とともに検討してみるといいでしょう。

業務改善助成金

業務改善助成金は、中小企業・小規模事業者が生産性向上と賃金引き上げに向けて取り組む際に支援を受けられる制度です。生産性向上のための設備導入や、業務改善のためのコンサルティング、人材育成に関わる研修などの費用の一部が助成されます。

この制度は、Posレジの導入などの生産性向上のための設備投資等をおこなうとともに、事業場内最低賃金を一定額以上引き上げた場合、費用の一部を助成するものです。

Posレジを導入するときは、ものづくり補助金やIT導入補助金、小規模事業者持続化補助金とともに検討してみるのがおすすめです。

ものづくり補助金とは?

ものづくり補助金とは

ものづくり補助金の対象事業者

ものづくり補助金は、中小企業や小規模事業者がものづくりに挑戦するための支援制度です。この補助金を活用するには、新規性や独自性の高い技術や製品の開発、導入、改善などをおこなう事業計画を策定し、厳正な審査に通過する必要があります。さらに、資本金・従業員数の基準も満たさなければなりません。これは、Posレジの導入の場合も同じです。基準の詳細は以下の表に示します。

引用元:ものづくり補助金公募要領(16次締切分)

ものづくり補助金ではいくら貰える?

ものづくり補助金とは、中小企業やベンチャー企業が新規事業を展開する際に、国から経済的な支援を受けられる仕組みです。この制度の狙いは、日本の産業の競争力を向上させると同時に、社会の課題に対応することにあります。

ものづくり補助金の対象事業は、技術的なイノベーションや市場性、社会的な価値などが高く認められるものです。ものづくり補助金で得られる金額は、事業の規模や内容に応じて変わりますが、一般的には、補助対象経費の3分の2以下で、上限は4,000万円になります。

ものづくり補助金を申請するには、公募要領に従って事業計画書を作成し、提出しなければなりません。公募要領は毎年変更されることがありますので、Posレジ導入時には最新の情報をチェックすることが大切です。また、ものづくり補助金に関する、補助金額・補助率の詳細は以下の通りです。

 申請枠 補助上限 補助率
省力化枠750万円~
8,000万円
1/2
(小規模・再⽣事業者:2/3)
製品・サービス高付加価値枠通常類型750万円~
1,250万円
1/2
(小規模・再⽣事業者:2/3)
※新型コロナ回復加速化特例:2/3
成長分野進出類型(DX・GX)1,000万円〜
2,500万円
1/2
(小規模・再⽣事業者:2/3)
グローバル展開型3,000万円1/2
(小規模・再⽣事業者:2/3)

ものづくり補助金の申請方法・スケジュール

ものづくり補助金の申請方法については、公募要領において以下のように記載されています。

  • 申請は、電子申請システムのみで受け付けます。入力については、電子申請システム操作マニ ュアルに従って作業してください。入力情報については、必ず、申請者自身がその内容を理解、 確認してください。
  •  本事業の申請にはGビズIDプライムアカウントの取得が必要です。未取得の方は、お早めに利用 登録を行ってください。同アカウントは、事業者情報の再入力の手間を省くため、補助金交付候補者 の採択後の手続きにおいても活用いただけます。本アカウント及びパスワードを外部支援者等の第三 者に開示することは、GビズIDの利用規約第10条に反する行為であり、トラブルの原因となり得 ますので、ご注意ください。

   引用元:ものづくり補助金公募要領(16次締切分)

また、ものづくり補助金16次締切分の申請スケジュールは、以下のとおりです。

Posレジ導入の際はスケジュールと合わせて、確認しておくといいでしょう。

  • 公募開始:令和5年7月28日(金) 17時~
  • 申請受付:令和5年8月18日(金) 17時~ 
  • 応募締切:令和5年11月7日(火) 17時

     引用元:ものづくり補助金公募要領(16次締切分)

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ものづくり補助金の補助対象経費

ものづくり補助金とは、中小企業のものづくり能力を高めるために国が支援する制度です。この制度を利用するには、補助対象経費というものを算出する必要があります。補助対象経費とは、補助事業にかかる機械や設備の導入費、人員の給与や外注費などのことです。補助対象経費は、補助事業の種類や規模によって変わりますが、一般型では次のように分類されます。

  • 「機械装置・システム構築費」
  • 「技術導入費」
  • 「専門家経費」
  • 「運搬費」
  • 「クラウドサービス利用費」
  • 「原材料費」
  • 「外注費」
  • 「知的財産権等関連経費」

ものづくり補助金を申請する際には、対象となる機械装置やシステムの単価が50万円以上(税抜き)であることを確認するようにしましょう。例えば、単価49万円の3Dプリンターは補助金の対象になりません。サービス業で設備投資をおこなう場合も、同様の基準が適用されます。Posレジ導入の際は、ものづくり補助金の対象経費に関する情報を事前に調べておくことが望ましいです。
ものづくり補助金の対象外経費はこちら

posレジ導入に補助金を活用する際の注意点

posレジ導入に補助金を活用する際の注意点

ものづくり補助金や助成金を申請するメリットは多くありますが、デメリットも無視できません。事務手続きや勤務時間の制限は、事業の自由度や柔軟性を低下させる可能性があります。また、事業所移転の際には、補助金の対象地域や条件に合わせる必要があります。

これらのことを考慮しないと、補助金や助成金が事業の発展の妨げになるかもしれません。Posレジ導入を検討する際は、補助金や助成金の利用に関する基本的な知識を確認しておくことが大切です。

補助金は基本的に課税対象

ものづくり補助金・助成金は事業者にとって大きな支援ですが、税務上の取り扱いには注意が必要です。まず、補助金・助成金は事業収入として課税されます。法人であれば法人税、個人事業主であれば所得税が発生します。

ただ、消費税は免除されるので、非課税取引として処理します。次に、補助金・助成金の収入を計上するタイミングも大切です。支給が決定した日が収益の発生日となりますので、その日を基準に会計処理をおこないます。

支給決定日と振込日の間に期間があいても、期をまたいで計上することは避けましょう。これは、税務調査で問題になる可能性があるためです。Posレジ導入の場合も、補助金・助成金の受給に関して課税対象かどうかを確認しましょう。

補助金は後払いが原則

ものづくり補助金などの補助金制度を利用する場合、事前にPosレジの導入費用を自己負担する必要があるという点に注意しなければなりません。補助金は、後から申請して払い戻しを受けることになりますので、最初に支払ったぶんは一時的に負担が増えることになります。

申請期限等のスケジュールを確認

ものづくり補助金などの補助金制度の申請には期限がありますが、予算がなくなると期限前に受付が終わることもあります。人気の高い補助金は特に早めに申請する必要があります。Posレジの導入を検討している場合、申請のスケジュールは余裕をもって計画しましょう。

事後の手続きを適切に

Posレジ導入などの事業に補助金を利用する場合、事後の報告書の提出が必要です。報告書には、補助金の使い道や効果を記載します。報告書を提出しないと、補助金の返還や減額などの制裁を受ける可能性があります。

報告書の提出方法や期限は、補助金の種目や担当機関によって違いますので、事前に確認しておくことが重要です。ものづくり補助金やその他助成金など、複数の制度を併用する場合、補助金の交付が取り消されることもありますので注意しましょう。

必ず採択されるとは限らない

ものづくり補助金などの補助金制度を受けるためには、申請する事業者が一定の基準をクリアしなければなりません。補助金の予算は限られており、申請書に不足や誤りがあると審査に通らない可能性が高くなります。また、補助金の対象となる事業内容や規模などの要件も厳しくチェックされます。Posレジの導入を検討している事業者は、申請前に必ず要件を確認し、適切な書類を用意しましょう。

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まとめ

この記事では、Posレジ導入の際のものづくり補助金の活用について解説しました。

Posレジの導入を検討するときには、ものづくり補助金以外にもさまざまな補助金制度を活用できます。Posレジ導入の際にものづくり補助金などの利用を検討している場合は、この記事を参考にしながらぜひ、申請をおこなってみてください。

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